「かんぽ生命」の相続

かんぽ生命の相続というと、若干語弊がありますが、

本稿では、被保険者が死亡した場合に受取人として指定されていた者もすでに死亡していた場合、だれが生命保険を受け取るのかということを検討します。

かんぽ生命の約款では、上記の場合は、「被保険者の遺族」(受取人の遺族ではない)が受取人となるとされています。

「遺族」とは、①被保険者の配偶者(内縁の妻を含む。)②子、③父母、④孫、⑤祖父母及び⑥兄弟姉妹並びに⑦被保険者の死亡当時被保険者の扶助によって生計を維持していた者 及び被保険者の生計を維持していた者とされています。

そして、上記「遺族」が複数存在する場合は、上記の番号①~⑦の小さい番号の遺族のみが受け取るとされています。

一般の相続とは違い、死亡保険金を分散相続させず、近しい関係にある者にまとめて受け取らせるのが被保険者の遺志にかなうとの考えからのようです。

民法とは異なる独特の相続の考えですが、相続の処理には割とよく登場する制度です。

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